夏のお宮参りは大変?
夏にお宮参りをする場合の服装はどうしよう?
暑さの為に、夏のお宮参りを避ける方も近年は増えていると聞きます。
それでも両家の意見や諸々の都合などを考えて夏にやらざるを得ないこともありますよね。
ここでは、実際に8月の猛暑真っ只中の時期にお宮参りをしたミソラが、夏のお宮参りをする際の抑えておきたいポイントをお届けします。
夏のお宮参りを検討中…そもそもお宮参りはいつする?
お宮参りは、産まれた土地の産土神(うぶすまがみ)に感謝を伝え、これからの成長と健康をお祈りする日本の古くからある風習です。
古くは男の子は31日・32日目に、女の子は33日・34日目に行われていたそうです。また、暑さや寒さの厳しい地域では生誕100日目に行うこともあるようです。
地域によっても様々であり、近年は細かい日程に拘らず、都合の良いタイミングで行う方も多いです。
筆者は、真夏の時期にやらざるを得ない事情があったので、8月中旬のとても暑い日にお宮参りをしました。
一つ言えることは、
基本的には真夏のお宮参りはオススメしません
両親や義実家の合意が得られれば涼しい時期が良いと思います。
と言う方は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
夏のお宮参りをする時の注意点
夏のお宮参りで一番の気になる点は「暑さ」です。
しっかりと暑さ対策をして、産まれて間もない赤ちゃんの負担を減らすことが大切になってきます。
筆者の真夏のお宮参りの経験から、以下の3点をお伝えしたいです。
祈祷は朝一番の回を狙う
駐車場から境内までも要チェック
体温調節と水分補給
それでは1つずつみていきましょう。
夏のお宮参りは出来るだけ朝一番に
祈祷の時間は1日で何回も行われると思いますが、夏にお宮参りをする場合には出来るだけ朝一番の回で行うことをオススメします。
朝の出発時刻がどうしても早まってしまいますが、この頃の赤ちゃんは生活リズムもまだ整っておらず、朝早く起こすことへの抵抗もまだ少ないかと思われます。
大人は準備を頑張らないといけませんが、気温が上昇する前の時間帯でサッと済ませてしまいましょう。
また、朝一番の場合だと人もそこまで多くないので過ごしやすいですよ。
お宮参りは駐車場から境内までも考える
お宮参りは、外出に慣れていない赤ちゃんを連れて行くこともあり、シミュレーションをしたり持ち物を入念にチェックするお母さん達も多いかと思います。
盲点なのが、駐車場から境内までの道のりです。比較的大きめの神社であれば、駐車場から境内までの距離が結構ある場合が多いです。
また、駐車場も十分なスペースがあるかどうか、コインパーキングしか無いようなエリアなのか、などと行ったことも予め確認しておきましょう。
そして、駐車場から境内まで、日差しが直接注ぐ場所を歩かなければならないこともあると思います。
日傘は必須だと思いますが、必要に応じてベビーカーなどを準備しておきましょう。
お宮参り中の体温調節と水分補給
産まれたばかりの赤ちゃんは体温調節がうまくできません。
また、喉が乾いても脱水を起こしていても自分で助けを求めることができません。
命に関わることなので、熱中症にならないように体温調節が効く服装や準備をして、
ミルクの準備も多めにし、薄手の授乳ケープを持参してどこでも授乳できるようにすることをオススメします。
この授乳ケープは薄手で重宝しました↓
また、忘れていけないのがお母さんである自分の体調です。
お宮参りは、我が子を外出させ、義理の両親と共に行動し、知らずに気が張っているはずです。産後間もないので睡眠不足の状態で臨む方も多いでしょう。
こまめに水分を摂取し、無理のないように行動しましょう。
具体的な服装や持ち物については以下です。
夏のお宮参りのオススメの服装

「夏のお宮参りはスーツや着物を着るの?」
「赤ちゃんの祝い着も暑そうだけどどうしよう?」
夏のお宮参りの服装は悩むところです。
ここでは、伝統的なスタイルの紹介ではなく、夏のお宮参りにオススメの服装をご紹介します。
少しカジュアルめで赤ちゃんや大人の負担が無いようなものです。
実際の我が家の服装の様子はこちらの記事に写真を載せています。

夏のお宮参りの赤ちゃんの服装
まずは赤ちゃんの服装からです。
ズバリ、オススメは
速乾性・吸汗性のある肌着 + 写真撮影の際のみ掛け着をかける
です。
最近はベビードレスを着せることも多いようですが、ベビードレスでも真夏のお宮参りは暑いと思います。
また、ベビードレスは着替えやすいという声もありますが、どこか安定した場所に置いて脱ぎ着させる必要があります。
その点、基本は肌着(ロンパース)で行動し、写真撮影の時に掛け着をサッとかける方が楽で赤ちゃんも暑い思いをしなくて済みます。
掛け着を来ていない瞬間に写真を撮る場合もあると思いますので、少し可愛い肌着を着せてあげても良いかもしれません。
夏のお宮参りのママの服装
授乳しやすいタイプの薄手のワンピースをオススメします。
筆者はスウィートマミーで購入したピンクのワンピースでお宮参りに行きましたが、産後の戻らないゆるゆる体型もしっかりカバーし、授乳も楽チンでできたのでとても良かったです。
スウィートマミーの他には、Milk tea(ミルクティー)もキレイめの服が多いのでチェックしてみる価値はあります。
夏のお宮参りのパパの服装
本来であれば、スーツを着ることが一般的ですが、真夏にジャケットを羽織り、汗でへばりつくワイシャツは通気性もあまり良くないです。
ママがワンピースを着るのであれば、パパの格好はクールビズのスタイルでも十分釣り合うと思います。
パパは当日は荷物を持ったり、皆を先導したり、カメラを回したり…色々と動き回ると思うので快適で動きやすい服装をオススメします。
夏のお宮参りでの暑さ対策オススメグッズ

夏のお宮参りで持っていくとオススメなアイテムを紹介します。
お宮参りに限らず、夏のお出かけには必需品となるので買っておいて損はないです。
快適に過ごしやすい服装を着たら、持ち物もチェックしましょう。
ハンディ扇風機
最近では常時携帯する人も増えてきたハンディ扇風機。
ベビーカーにも付けられるタイプをオススメします。
我が家ではこちらを購入しました。クリップで簡単に設置ができ、風量もしっかりパワーがあります。充電はUSBでできるので電池などは不要です。首振りもしてくれます。
こんな感じで祈祷が始まる前にも涼ませていました↓

ベビーカーにつけるとこんな感じです↓

冷感マット・冷感パッド
ベビーカーに敷く冷感マットや持ち運びもしやすい冷感パッドは必需品です。
真夏の時期には品薄になるお店も多く、なかなか見つかりませんでした。
早めの時期に準備しておくことをオススメします。
保冷バッグ
冷感パッドの替えの保冷剤や飲み物などを入れるのに小さめの保冷バックがあると便利です。
また、おやつとして凍らせた一口サイズのゼリーや冷えピタシートなどを入れておくのもオススメです。
こちらも、お宮参り以降も活躍するアイテムだと思うのでこの機会に一つ買っておくと良いです。
夏のお宮参りは準備を入念にして臨もう
お宮参りは、大切な我が子の健やかな成長を願う一生に一度の大事な日です。
夏のお宮参りは、他の季節に行う場合よりも気にしなければいけないことが多く、お母さんも大変だと思います。
しっかり入念に準備して、当日は素敵な記念写真を残し、かけがえのない時間が過ごせるよう、応援しております。