赤ちゃんと海外

海外で友達を作りたい!ママ友との出会い方と大切にしたいこと

海外でママ友を作る!

海外での子育て不安・・・相談できる日本人のママ友が欲しい・・・

せっかく海外に来たのだから、現地人のママさんと交流もしたい・・・

子供の年齢が学校へ行く年齢であれば、必然的に同級生のママさんと知り合うことはできますが、未就学児の場合で幼稚園や保育園などに預けない場合は、自分から積極的に動かないと知り合えないこともあります。

ここでは筆者の経験を元に、海外で子育てするママさんがお友達を作る方法を伝授します!

海外で日本人のママ友をつくる方法

日本人のママ友

海外で友達を作る・・・となると、外国人をイメージしがちですが、日本人の友達を作ることも重要です。

いざという時に助け合える

役立つ情報を教えてもらえる

何より外国で育児を頑張る日本人のママ友は「同士」のような関係になれる

それでは早速いくつかの方法をみていきましょう。

駐在妻コミュニティ

海外で生活している理由や場所にもよりますが、

夫の仕事で海外駐在している場合は、駐在妻コミュニティがあるところも多いかと思います。

駐在妻コミュニティは、狭くて面倒くさいという話も聞いたことがありますが、筆者の場合は夫の仕事柄そのようなコミュニティは皆無でした。

同じ業界や会社の繋がりで知り合うことも多いと思われるので、共通の話題を持てたり、金銭的感覚が比較的近い方と知り合える可能性は高いと思います。

色々と情報をGETして、慣れないうちは助けてもらっちゃいましょう。そして、自分が慣れて来た頃で新しい方がやってきたら、進んで色々教えてあげましょう。

日本人学校のマザーズグループ

自宅の近くに日本語補習校(週末に各地から子ども達が集まり、日本語で授業を受ける)がある場合、未就学児でも参加できるものがあるか探してみるのもオススメです。

私がいたアイルランドの場合、日本語補習校に通う子は、両親が国際結婚をした子ども達でした。

彼らは普段は現地の学校に通い、英語で授業を受け、家では英語と日本語を半々で使用するなどしているようです。そのような環境で育っているので、日本語を学ぶ場を別に設けて、バイリンガル育成をしています。

筆者は、日本語補習校の幼稚部にもまだ参加できない年齢の子ども達が集まるマザーズ&トドラーズグループに何度か参加させてもらいました。

初めて顔を出した時、

「こんなに日本人のママさんたちがこの国にいたんだ・・!」と驚いたものです。

SNSを活用する

SNSを活用して友達を見つけるのは抵抗がある・・・という方もいるかもしれません。ですが、「同じ国で子育てをしている」という共通点があると意外と簡単に見つかるのも今のSNSのすごいところです。

私は主にInstagramを活用して、フォロー・フォロワーの関係性のあった方と実際に現地でお会いしたことがあります。

見つけるポイントは2つです。

自己紹介欄に住んでいる国名や子どもの年齢などを明記する

ハッシュタグで都市名や国名などを盛り込んで投稿したり検索をする

相手の投稿を見ることで、ある程度どのような人なのかを確認することができるので、安心ですね。もちろん、自分も子どもとお散歩中に見つけた風景や美味しかったものなど投稿しましょう。

実際、Instagramのおかげで現地の自分が知らない状況や、行われる予定のイベントなどを知ることができたことが何度もありました。

もはやGoogle検索以上にホットな情報をInstagramで入手できるので、ママ友を作る目的でなくても、現地の情報を知りたい場合は活用するべきツールだと思います。

ミソラ
ミソラ
インスタのおかげで視野も知識も人脈も広がったなぁ〜!活用しなきゃ損!

日本に関するイベントに参加する

これは「ママ友」という括りよりも、もっと広い知り合いを作るチャンスです。

おそらく、大体の主要な国では日本文化の紹介や国際交流などのイベントが主要都市ではあるかと思います。また、日本大使館が出展するような催し物も日本人の家族連れと出会う機会が多くなるはずです。

例えば、アイルランドでは、Experience Japanといって、毎年お花見の時期に日本文化を体験できるイベントが開かれています。(2020年はコロナのため中止となりました)

こういった情報も、SNSを活用するなどして入手していました。日本大使館の活動は国にも大きく違うとは思いますが、大使館のtwitterをフォローしていると様々な情報がゲットできてとてもよかったです。

 

海外で外国人のママ友を作る方法

海外で外国人のママ友を作る

次に、海外で外国人の友達を作る方法をみていきましょう。

「言語の壁」というハードルは高いですが、せっかくの海外での生活体験です。

大変なことも楽しいことも、自らの人生経験の糧にしてしまう気持ちでフットワーク軽く行けるといいですね。

図書館やコミュニティセンターへ行く

地域の図書館やコミュニティセンターの情報は、積極的に手に入れましょう!

住んでいる市のホームページを参考にしたり、実際に足を運んでみて掲示板や受付のスタッフに聞くことをオススメします。

図書館では、無料でトドラーズグループ(Toddlers group)が週1回程度で行われていることが多いです。

未就学児の幼児や赤ちゃんが親と一緒に集まり、おもちゃで遊んだり、グループによっては絵本の読み聞かせや手遊びのセッションがあります。

ミソラ
ミソラ
私も図書館で仲の良いママ友ができました!

また、国や地域によって様々だと思いますが、筆者の場合は近くの教会でも週1回のトドラーグループがありました。

無料で行われているので、子どもの様子をみながら都合の良い時に参加できますし、様々なバックグラウンドを持ったお母さんたちに出会えます。

ベビーマッサージクラスやママヨガクラスへ行く

前述の図書館やコミュニティセンターとは異なり、こちらは有料のアクティビティに参加するというものです。

赤ちゃんが参加できるようなクラスの例として、

ベビーマッサージクラス(baby massage class)

ママ&ベビーヨガクラス(mama&baby yoga class)

ディベロップメンタルプレイクラス(developmental play class)

ベビースイミングクラス(baby swimming class)

ベビーセンサリークラス(baby sensory class)

などがあります。

これらのクラスを自分の住んでいる地域名と一緒にインターネットで検索すると、何かしらヒットすると思います。

筆者も来たばかりの頃にヨガクラスとベビーマッサージクラスに行きました。

英語もままならない中でドキドキしましたが、ヨガやマッサージのクラスは決められたポジションからほぼ動かないため、必然的に隣同士になったママさんと一緒にいる時間が長くなるので、会話がしやすかったです。

いつも同じ時間に同じルートの散歩へ行く

これは少し地味な裏技のようなものです。

実際にママ友が作れるかどうかは分かりませんが(笑)、いつも同じ時間に同じ場所に行くことで、同じようなルーティーンを過ごしているママさんと顔馴染みになる可能性があります。

もしかしたらそのうちニコッとする関係になり、さらに挨拶し合える間柄になれば、交友関係が広がるかもしれません。

定期検診時に看護師さんに聞いてみる

乳児の定期検診や予防接種の際に、看護師さんや保健師さんに地域のマザーズグループがないか聞いてみましょう。

アイルランドの場合、breastfeeding group(ブレストフィーディンググループ)が地区ごとにありました。

月に2回ほど、Public Health Nurse と呼ばれる看護師さんが乳児を持つママたちの為に、色々な悩みを聞いたり授乳の様子に問題が無いか等をみたりなど、ママさんたちの交流の場と相談の場を作ってくれました。

その場で電話番号の交換をやり取りしてWhat’s Appと呼ばれるLINEのようなアプリでグループを作ってくれたりなど、必然的にコミュニティが形成されていました。

 

海外で外国人のママ友を作る時に覚えておくと良いこと

現地人のママ友

勇気を出して自分から笑顔を向けてみる

最初はとても勇気のいる行動だと思います。筆者も初めて息子を連れて図書館のトドラーズグループに行った時は本当に怖かったです。

周りのお母さん達が何を喋っているのかほとんど分からず、そしてアジア人は私たちのみで完全に浮いている・・・その場から立ち去りたい気持ちでいっぱいでした(泣)

息子のため!自分のため!と思い、なんとか近くに来たママさんにニコっとしてみたのを覚えています。すると、相手もニコッとしてくれます。それでまずは十分です!

 

「どうせ誰も私たちのことなんて知らないし、どう見られるか気にする必要ない!」

「私たちは外国人だから英語がおかしくたって当たり前!気にしない!」

 

こう思うようになってからは随分気持ちも楽になり、自分から「Hi!」と笑顔を積極的に向けられるようになりました。

 

また、筆者の経験からすると、

ネイティブの現地人よりも、外国人(他の国から来たママさん)の方が比較的フレンドリーに接してくれる傾向があると思います。特に、語学に自信が無い場合は尚更です。

ママコミュニティは、いわゆる留学先などの学校のコミュニティでは無いため、「国際交流がしたい」「異文化を知りたい」という風に考えている人はそもそもいません。

むしろ、子どもが産まれたばかりで自分たちのことでいっぱいいっぱいです。息抜きで楽しく喋れるママ友を欲しているのが実情だと思います。

そのような、悲しくもかなり不利な状況なので、ネイティブ現地人では無い、外国人の方がより仲良くなりやすいでしょう。

故郷とは異なる国で子育てをしている不安などが分かち合いやすく、相手も第二言語のため語学習得の大変さなども感じてくれているはずです。

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初めて会うママとの会話を準備

海外に住んだことのなかった筆者は、ある程度の会話を想定して準備しておきました。

「はじめまして」のきっかけを掴むのに役に立ったのは以下の会話です。

How old does he/she ?(お子さんいくつ?)

これさえ言えればまずはOKです!

ここからお互いの自己紹介が始まります。日本から来てどれぐらいか、どこに住んでいるのかなど言えるようにしておくと良いです。

また、自分が抱えている子育てに関する悩みを言うのも使えます。困っていることを共有することで、共感してくれたり、アドバイスをくれたり、どんどんお互いのことがよく知れるようになっていくでしょう!

ただ、言うだけはできても聞き取れない・・・と言うのが筆者の悩みでした。

育児の合間に必死でオンライン英会話をやっています。少しずつ効果を感じています。

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海外でママ友を作るのに頑張りすぎず楽しもう

海外でママ友を作る時

色々とママ友を作るための方法などをご紹介してきましたが、そもそも無理してママ友は作る必要はないです。

慣れない海外生活に、ましてや育児をこなしている時点で十分すぎるぐらい頑張っているし、素晴らしいお母さんです!

一番は「我が子を守ること」・「我が子と一緒に笑顔でいること」なので、まずは自分自身を大切にして、「よし!せっかく海外に来たしママ友を作ってみよう!」と前向きになれた時に頑張れば問題ありません。

筆者も一時期、思うように自分の言いたいことが伝えられず、そして相手の言っていることが聞き取れず、せっかく知り合えたママさんに嫌われたらどうしよう・・・と悶々としていることもありました。

でも、前向きになれた時に頑張ってよかったな、と今振り返ってみて思っています。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。一緒に頑張りましょう。

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